暗闇を彷徨うこともできなかった
「隠れてなさい」彼らは言う
「あなたは壊れてるんだから」
この傷は恥なんだと学んできた
「逃げなさい」彼らは言う
「あなたは愛されないんだから」
でも、ゴミのなかに打ち棄てられても
わたしには居場所があることを知った
輝ける場所が
鋭利な言葉で斬りつけてみろ
血が洪水となってお前を襲う
私は勇者、私は傷物
私は「私」、これが私
見ろ、「私」のお通りだ
行進のドラムは自分で叩く
もう怖れない、隠れない
もう謝らない、これが私
まだ弾丸は降り注ぐけれど
もう私を恥で満たすことはできない
バリケードは突破されたのだ!
太陽に手を伸ばせ(私たちは戦士だ!)
そう、もうわれわれのものだ